耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス・結晶化ガラス)
ホウケイ酸ガラス
ホウケイ酸ガラスの熱膨張率は、通常のガラスと比べて3分の1程度である。 そのため温度差に起因する熱応力がが減少することで熱衝撃に強くなっている。
また、耐薬品性が高いことから実験用ガラス器具、調理用プレートや調理用ポットの使用されております。
結晶化ガラス
結晶化ガラスは,結晶を持たないガラスを熱処理して結晶をガラス内部に析出させた材料である。
結晶化ガラスは熱膨張係数はほぼゼロに近く、一般の耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス)に比べて,軟化変形しにくく耐熱性が高いことか、急加熱や急冷による破損がほとんど起こらないため、電気・ガスのテーブルコンロのトッププレート,電子レンジ用棚板、暖炉の窓などの高温になる場所で使用されてます。
加工例

暖炉

耐熱容器

オーブンレンジ